【グラフェス2022-2023レポ】夢の中で狡知に会ったら○○だった
※この記事は、性質上一部センシティブな表現(性的内容)を含みます。予めご了承ください。
3年ぶりの週5日出社に少しずつ慣れてきたkmcmです。
さて、以前書いた記事の通り…ついに体験してきました。VR天司のベリアル。
年明け前の先行抽選に外れ、一般売出しでようやく会う機会を手に入れました。なんか、ここだけでも体力使い切った感があります(笑)
本番日である土・日曜日はもの物凄い人の数になるであろうと比較的混んでいないプレオープンにしました。
プロローグ:浮ついた気持ちで
ここだけの話、この出来事の前に「カズベリ」のことオフィシャルキャストKazuyaさんの実写ベリアルに遭遇してしまい、初フェス参加で最初の出来事が推しに会うということでした。
そのため、かなりフワフワした気持ちで体験したのですが…もっと気持ちがフワフワしてしまい、しばらく白くなってました。
集合時間になり、受付を済ませて待ったところ
私の番がきてしまいました。
「団長様、ようこそいらっしゃいました」とエスコート役の団員に引き連れられ、“自室"へ。
その一方で、推しキャラのベリアルとベルゼバブグッズが付けられたトートバッグとリュックを眺めて「素敵なカバンですね」と言われたりと不思議な気持ちでしたが、シナリオなのでよく見る見慣れた部屋に着くと、“寝支度"しました。
この時点で不思議な感じでしたが、説明の後にいよいよです。
思った以上にゴツい機械だったものの装着したら違和感なく頭を動かせました。
マスクの影響で視界が曇るのかなと思いきや、何とかいけました。
ヘッドホンを装着し、「何かあればお知らせください」と団員の一言に返事して、炎が小さく揺れ動くキャンドルを眺めて暫く経つと異変が起きました。
第1章:エンカウント狡知
目の前にあったキャンドルの火が突然消えて少しビックリしましたが、背後から聞き覚えがある声が。
「なぁ、そこ狭くないか?」
うっっわ来ちゃったよ、と思いつつ壁に向かって座っている自分から見て右側から囁かれ間髪なく、
「場所を変えよう。声が聞こえるかもしれないし。」
との声と一緒に、突如目の前に漆黒の濃い霧が覆われてブラックアウト。その束の間、自室だった場所が突如空の上に連れて行かれました。
空の上、厳密には空の上にある何処かで『どうして空は蒼いのか』シリーズでお馴染みのパンデモニウムらしき場所の様子。不安な気持ちになりそうな黄色と橙色のグラデーションかかった空と目の前のテーブルに置かれたチェス盤と空のワイングラスをキョロキョロと眺めていたら、
「おっと、悪いね。おもてなしの準備がまだだった」
そんな掛け声とともにチェス駒が上からヒュッと降ってきたら、「お待たせ」とひょっこり私からみて右側から姿を現しました。
(イメージ画像です。クレジット:も〜 (Twitter @mori2ta も~ on Twitter: "フリー素材です。尊い時にどうぞ🙌 https://t.co/VZxlqVieNH" / Twitter)
一瞬「ヴォッッッッ」と声を出してしまいました。
いや…だって、想像以上に凄いんだもの。
顔、ちっちゃ。いや、本当に小さいわ。米粒か?
てか、顔が良すぎ。良すぎる。からのデカい、色々と。いや、スタイル良すぎない??
思った以上に……超絶、エロいのだが???
ヴヴヴーーーーーーッッッ……だめだ、無理だ。
頭が眼球が尊さで溶けヴッッッ
…と、コンマ1秒で息継ぎなしで脳内発狂。
あまりの目のやりどころがなくて、一瞬目を閉じて気持ちを落ち着かせても、目を開けるとまだ奴がいたのでパニック状態に陥り、また目を閉じるのループをしてました。
星晶獣の父にして終末計画の首謀者であるルシファー(CV:櫻井孝宏)が初期に造ったうちの1体。
元ネタであるミルトン作『失楽園』に登場する堕天使ベリアルのように、見る人の目が思わずハートになるような美形オブ美形です。
また、このVR自体は数年前のグラブルフェスでのキャラクターライブで天司のサンダルフォン(CV:鈴村健一)によるパフォーマンスの後にスペシャルゲストとして登場しました。
当時から"インパクト"が強く、放送ギリギリラインの内容で騎空士達を驚かせていましたね。
それが、さらにバージョンアップしていると本イベント前に体験した騎空士達の投稿を見ましたが…想像以上のクオリティで息をすることを忘れるほどの衝撃でした。
「キミのために絞った身体だ…この肉体を維持するなかなか大変でね」
と、「見る?」とジャケットの襟元をグイッと引っ張り、よりはだけた胸元(ルビ:雄っぱい)を挑発的に見せつけてくる狡知。
一瞬、コンクリートの壁で両サイドを勢いよく押しつぶされたかのように息が止まりました。
このキャラは独特なデザインジャケットからのぞく胸元の印象が大きいですが、
2022年夏ではSNSのトレンド入りを果たした火属性の召喚石で禁断の水着姿を披露。
なかでも、彼の筋肉美はあまりにもセンシティブすぎると話題になりましたね。
(その後、全くそんな要素がない特定の女性キャラの画像がTwiterにてセンシティブコンテンツとして非表示される一方で、「真夏の太陽」が引っかからない謎判定)
以前投稿した2022年末の挨拶のなかで、この召喚石について少し触れましたが、パニックになりすぎて暫くORANGERANGEの「イケナイ太陽」をバカみたいに聴いていたくらいです(笑)
個人的には1番触れたくなかった部分に触れられてしまったので、胡散臭い彼の誘い文句に迷うことなく目を見開いて見入ってしまいました。
筋肉質と言うより女性的な柔らかみがある印象でしたが、それがVRでしっかりと再現できているのがビックリ。
余韻が冷めることは一切なく、彼になすがままに翻弄されるだけでした。
第2章:ホスピタリティ狡知
衝撃的なファーストインプレッションはさておき、彼は私への"おもてなし"の準備中だった様子。
すぐにサッとジャケットを直し、間髪なく目の前にチェス盤が現れ、天から白黒の駒が並べられます。
私からみて下手には空のワイングラスが置かれ、ワインボトルを片手にした狡知。
「良いだろ?まるで温かい血のようだ」
わざとそう言って、グラスに鮮明な赤色で満たしてくれます。
ただ単にエロいではなく、残虐性も兼ね備えている堕天司なので、気を抜いた時にナイフのような発言をしてきます。本当に抜かりがない。
自身のものを満たすと、空になったワインボトルを前を向いたまま後ろにほおり投げ。
その時目を閉じてキメ顔でやっていたので、面白すぎてつい吹いてしまいました。
「キミに乾杯」と目を閉じて飲み出そうとした彼の顔が曇ります。どうやら、私がグラスを持ってないことに不満があるようです。
もしかして狡知に見惚れたことがバレた?とギクっとしちゃいました。
私なら迷うことなく手にして、乾杯したいところですが、あくまで"夢"のなか。
加えて、彼のことなのでグラスかワインに毒を仕込んでいそうなので冷静になれば裏表がある彼の行動に警戒するでしょう。
「そういう決まり事は幼い頃に勝手に決められたことだろ、このワインが心底美味いものかもしれないじゃないか?飲みたいとおもわないのか?」
「パパやママからそう言われたんだろ」と言う狡知。
ゲームのことを知らない方のために説明すると、主人公であるプレイヤー達は物心着いた時から諸事情で両親が居ません。
15歳になって突然父親から「イスタルシアで待っている」と書かれた手紙を受けたとったことをきっかけに、相棒のドラゴン:ビィ(CV:釘宮理恵)と仲間たちと共に家族を探しに旅に出ている最中です。
それを知っている長生きの星晶獣は、不安を仰ぐかのように囁きます。
個人的にはだんだんダークな部分を拝めて無言で歓喜してました。
こちらを無視して、グッと胸ぐら掴むかのように
「キミは本当はルールも倫理も無視して暴れまわりたいんじゃないか?」
その時の表情が本気(マジ)でした。色んな意味でたまらなかったです。
「なあ?」と目のハイライトを無くした表情であの声は、凍りつく恐怖とさきほどまでのテンションのギャップ萌えで自分の中のボルテージは最高潮。
肺を潰されたかのように呼吸するのが辛くなってきたところで、ベリアルは目の前のチェス盤に乗った駒を薙ぎ倒し、お互い口をつけていないワインが入ったグラスを傾けて乱れた駒の上を汚していきます。
なんだか、ベリアル戦闘曲「Parade's Lust」のサビ前の“盛り上がり"を聴いた時と同じような感覚でした。
タブーを犯す罪悪感と背徳感、その直後に何が起こるのかわからないと不安や敏感的に恐怖に襲われる感覚…といったところでしょうか。
気が済んだかのように、ふっと立ち上がりました。
第3章:ファーウェル狡知
「オレにはキミの本当の姿が見えている」
そう言うと、彼のモノと思われる漆黒の羽根を差し伸べた手の上に出しました。
「ああ、こういうことをする時は部屋を暗くするものだな…」
いつもの「フフフ…」の笑い声とともに突然目の前の光が一切遮られ、目の前の羽根が青白く光りだしました。
だいぶ狡知に慣れてきたのか、めっちゃムーディじゃん?と呑気なことを思っていたら
「キミにはオレがどんな格好しているのか分からないだろ?でも、オレにはキミのことが分かる」
限界でした。声に出して笑ってしまいました。
後ろにお姉さんがいるのに、大変キチガイな反応をするアラサーです。
いやいやいやいや、それガチ????
まさかの生着替えかぁ…いや、ヤツのことだからなぁ…えっ、本当????、と少し期待してしまったところで
「キミにこれを授けよう…ではまた。良い終末(週末)を」
と、異空間だった暗い視界が晴れて就寝前の”自室”の壁になっていました。
同時に目の前のテーブルには、狡知がまき散らした赤いワインと空になったグラス、
そして嵐が過ぎ去ったような配置のチェス駒。
夢が現実であったかのような光景に思わず声に出して驚いてしまいました。
お姉さんから「どうでしたか?」と声をかけられ、ほわほわした状態で良かったと伝えたら「ですよね~ベリアル様かっこいいですよね!」とウキウキした声で返ってきました。
この時、先日の記事で紹介した魅惑の香水が漂っていたとのことでしたが…ごめん、この時自分の体に振りかけていたから鼻が利いてなかったです(汗)
エピローグ:夢の跡
部屋を去る前に、狡知から貰った黒い羽根をかたどったネックレスをいただきました。
このメッセージカードを見ると、何とも言えない気持ちになりますが…なんとかお目当てのイベント終了です。
入場して早々に狡知に遭遇し、追い打ちをかけるように追い狡知をくらってオタクの容量はオーバーです。
個人的には、初めて「Parade's Lust」を聴いたような衝撃さと同じくらいのインパクトでした。
ただあまりの衝撃だったのが、その日から数日は妙にピンク気な夢でうなされてました(爆笑)どんな内容だったかは、おまかせします…。
ということで、タイトルにある「夢の中で狡知に会ったら〇〇だった」の〇〇は
悪夢のような吉夢(?)でした。(知るか)
いろんな意味で非常に濃ゆい時間でした…。
なお、ベリアル以外にサンダルフォンとルシフェル(CV:櫻井孝宏)のVR体験ができるとのこと。
明日(5月6日)から始まる「グラブルEXTRAフェス2023」でも体験できるので
機会があれば是非!!
後日、ほかのグラフェス記事もアップしますので今しばらくお待ちくださいませ。
では、次のオタトーーク!!にてお会いしましょう!!