kmcmのオタトーーク!!

好奇心旺盛で社会人に擬態している豆腐メンタルなオタクによるオタトークの垂れ流し場 旧ブログ: https://kmcm-rock.hatenablog.com/

【池袋を黒く、塗りつぶせ】ブラックスター Theater Starless AGF2022 1日目 ライブレポ

好きなタイプは東山動物園のスーパースター、シャバーニ君(ゴリラ)なkmcmです。

 

月日が経ってしまい、また放置気味でした(泣)

時系列がごっちゃになるかもしれませんが、早速書いていきます!

 

今回はこちら。

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アニメイトガールズフェスティバル2022(以下AGF2022)での『ブラックスター Theater Starless』の無料ライブ。

イベント自体は2日間でしたが、初日11月5日にしか登場しないメンバーがいたので拝みに池袋に行きました。

 

『ブラックスター Theater Starless』って?

『ブラスタ』のこと『ブラックスター Theater Starless』は2019年にリリースされたワルメン応援×リズムのアプリゲームです。

プレイヤー(主人公)は、とある出来事をきっかけに大都会の片隅に位置するショーレストラン「Theater Starless」の特別な客として通うことになります。

シンガー・ダンサー計5人で編成された5チームによる華やかな舞台とその裏でメンバー同士の衝突やチーム対抗、チーム存続問題、そして主人公が知らない自身の過去…と様々なドラマが生まれます。

そんな予測不能の物語はゲーム内での投票で変わります。実際にその結果でメンバーチェンジすることがありました。

 

豪華声優陣による個性的なキャストももちろん、実力派シンガーが彩る100曲超えの楽曲は『ブラスタ』の最大の魅力。

ロミオとジュリエット』や『銀河鉄道の夜』など童話や小説を元にロックやポップス、ヒップホップなど各チームならではのアレンジで2度美味しい音楽となっています。

あまりの高いクオリティにゲーム音楽のジャンル超えしているとの声も。

 

以前このブログで紹介した小林太郎さん(以下太郎さん)はチームWの晶(CV:沖野晃司)、Academic BANANAの齋藤知輝さん(以下齋藤さん)はチームKの吉野(CV:田丸篤志)のシンガーを務めています。

 

 

2021年にシンガー達による『BLACK LIVE』(通称『ブラライ』)が始動され、ショーレストランさながらのダンサー(BLACK DANCERS)を迎えた豪華なパフォーマンスで過去4回のイベントが行われています。

今年5月〜6月にツアーリングイベント第2弾が開催され大盛況に幕を閉じました。

(ツアー最終日公演を観に行った様子は後日公開します。)

 

それから約5ヶ月経ったこの日に、AFG2022の一環で池袋・サンシャインシティ内噴水ステージにて無料ライブが行われました。

 

会場に行くまで

ライブは12:30からスタートでしたが、出来るだけ前の方に行こうと場所取りのため11時前に池袋に到着。

会場であるサンシャインシティに行くまで、商店街のフラッグが5チームごとの『ブラスタ』で色鮮やかになってました。

同イベントに登場したダークな楽曲×ストーリーのメディアミックス『マガツノート』のフラッグもあって池袋が“ワルメン"づくしでした。

 

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Team K: ケイ(CV:日野聡、Singer:藤田玲)

ソテツ(CV:竹内良太

吉野

ギイ(CV:石川界人

夜光(CV:河西健吾、Singer:松本明人(真空ホロウ))

 

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Team W:黒曜(CV:近藤隆)

鷹見(CV:新垣樽助)

シン(CV:津田健次郎

大牙(CV:秋谷啓斗)

 

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Team P:リンドウ(CV:中島トシキ、Singer:あじっこ)

メノウ(CV:斉藤壮馬

真珠(CV:逢坂良太、Singer:スタンガン)

イカ(CV:村瀬歩、Singer:Kradness)

銀星(CV:小林裕介 ※Team Kとの兼任)

ネコメ(CV:羽多野歩)

 

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Team B:ミズキ(CV:岡本信彦

リコ(CV:小笠原仁

ヒース(CV・MC:井出卓也

藍(CV:阿部敦

金剛(CV:田所陽向)

 

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Team C:モクレン(CV:斎賀みつき

クー(CV:小林ゆう

柘榴(CV:白井悠介、Singer:しゃけみー)

玻璃(CV:株元英彰)

カスミ(CV:平川大輔

 

ライブ会場に着くも、すでに地下一階は人、人、人で覆い尽くされてました。噴水ステージは上の階からも見れるので上に向かって舞台が囲まれた状態です。

あまりの人の集まりに何も知らない買い物客が「何のイベントですか?」とファンに尋ねてきたり、ファン同士がワクワクした雰囲気だったりと始まる前から熱を帯びてました。

本来、私はイベントのメインである物販エリアに行くつもりでしたが…肝心の入場券を手に入れることができなかったので、ある種不幸中の幸いといったところでしょうか( ̄▽ ̄;)

会場整理のおかげで割と前方で見ることができたのでチビには嬉しいです。

 

ライブ感想

ステージは“アブナイ男集合。"のテーマで『ブラスタ』と『マガツノート』のキャストが登壇してゲームの魅力についてのトークショー、ライブパフォーマンスが行われるというものでした。

先手は『ブラスタ』から。司会進行の運営(CV:太田将熙)と“陰キャラ"だけど縁の下的存在であるキャスト: 銀星、大牙、カスミの声優陣によるトークショーが終わって、間髪なくお目当てであるシンガーとBLACK DANCERSの時間がきました。

 

パート1(13:00〜13:30)

【Setlist】

※チーム別楽曲の見方は以下の通り

黄色(Team K)赤(Team W)水色(Team P)オレンジ(Team B)

  1. Kiss or Bullet
  2. 波のままに
  3. Caprise of love
  4. はつ恋(short ver.)
  5. 縷々たるは祈望
  6. 無敵(short ver.)
  7. 極夜

 

本ライブにはケイのシンガー藤田さん、真珠シンガーのスタンガンさん、柘榴シンガーのしゃけみーさんが不在でしたが、直近のツアーイベントでお披露目された煌びやかなモノトーン衣装を纏ったパフォーマー達には驚きでした!

 

太郎さん中心に原作ゲームの簡単な説明があり、(他の人の発言にいちいち反応する太郎さんはお茶目でしたw)

記念すべき『ブラスタ』の顔を飾った1曲目は「Theater Starless」の古株で、ワイルドな雰囲気が印象的なTeam W。

2021年ブライダルイベントで披露された「Kiss or Bullet」は、重低音が効いたハードなロックサウンドで聴く人の心を打ち抜きます。BLACK DANCERS総出でヘドバンしながら高らかにシャウトをあげる太郎さんの姿は絶景でした。

 

初っ端からヒートをあげすぎたのか、2番手のTeam Kでは“青い波"がフロアをクールダウンしてくれます。そんな美しい情景を表現豊かに表したのは夜光のシンガーである明人さん。青ペンライトに染まったなかでの「波のまま」のドラマチックは展開は心揺さぶる歌だけでなくBLACK DANCERSの動きにも注目してほしいです。

 

その流れで会場に艶めきを与えたのは齋藤さんとのデュエット曲である「Caprice of love」。

ジャズ調の楽曲に齋藤さんと明人さんの対照的な歌声のユニゾンは、まるでスパンコールが舞うラグジュアリーな雰囲気でした。

その居心地の良さにバレンタインの季節でなくても観る人の心を溶かしてくれました。

 

爽やかな雰囲気のTeam Pは「はつ恋」と「縷々たるは祈望」を披露。

どちらも生涯掛けてでも愛する人を想う、無償の愛を捧げると歌となっていますが、シンガーや歌い方が変わると雰囲気がガラッと変わりますね。

「はつ恋」ではチームリーダーのリンドウ(Singer:あじっこ)とメインで歌うことが多いマイカ(Singer:Kradness、以下クラさん)による甘酸っぱくもほろ苦い思いを秘めた歌声、「縷々たるは祈望」ではマイカによる凛として愛を誓う歌声は対照でありながらも、彼ららしいキャッチーな楽曲に仕上がっています。

 

 

 

パート1のトリを務めるはTeam Wと違った凶暴性を持つTeam B。このチームは他のチームと違ってヒースの声優・シンガーを務める井出さんがダンサー同様に飛び跳ねたり激しい動きをしながら歌唱するんです。

まさに病弱に屈せず命を燃やして舞台に立つヒースそのもの。

井出さん自身が作詞を手がける楽曲はパンチがありながらも遊び心があるリリックとベースが効いたヒップホップ音楽で聴く人見る人を虜にします。

なかでも今回は「無敵」と「極夜」とライブイベントでも人気があるナンバー。コーラス部分で皆が一緒に手をあげる様子はライブならではの醍醐味です。

個人的に「極夜」でのダンサー達のアクロバティックな動きや間奏での息があったダンスは是非とも見てほしいですね!

 

パート2(15:45〜16:15)

【Setlist】

  1. 雷神
  2. 無敵 (short ver.)
  3. 波のままに
  4. 沈まぬ月
  5. 陽はここに(short ver.)
  6. 縷々たるは祈望(short ver.)
  7. Burning Breath 
  8. BLACKSTAR

 

パート2では3階から観覧することにしました。

その理由は、会場の構造。先述した通り、4階までステージを囲うように見ることができるので滅多に見れない背後から楽しみました。

ただし、ガラスの柵でMC部分が聞こえづらかったですが、パフォーマー達がしっかりと手を振ってくれたりとファンサが凄かったです。

後半では、パフォーマンス順ももちろん楽曲が変更されていたので1秒たりとも目が離せませんでした。

 

先陣を切ったのは、パート1のトリを務めたTeam B。井出さんのサングラス姿から「最強の俺たちを見てくれ」と言わんばかりな強気な風格で昼間からTeam B色炸裂でした。

なかでも、初っ端から放たれた「雷神」は2020年お正月イベントでの楽曲で始まりに相応しい疾走感が電流が流れるがごとく溢れています。

あまりのノリノリさにこのご時世とは言え思わず「サンダボルット!」と声をあげたくなるほど気持ちが良かったです。

 

2番手Team Kの後半戦は「Caprise of love」を「沈まぬ月」に変えて歌で魅せます。

この楽曲は尾崎紅葉の『金色夜叉』を題材に、夜光が就職のため店を去ってしまうときとシンクロしているのでオンタイムでゲームをした方は涙を流したことでしょう。

メインボーカルを務める明人さんは、「波のままに」とは違った穏やかながらも哀愁漂う表現豊かな歌い方で会場を包みました。

斎藤さんの儚い歌声がより楽曲の雰囲気をグッと引き立たせてくれ、エモーショナルな時間に浸りました。

 

Team Pの前半パートでは、女性ファンの心を掴む楽曲でしたが後半では童話『長靴をはいた猫』を題材にした「陽はここに」で会場を明るく照らしてくれます。

個人的にあじっこさんが歌う楽曲の多くは歌詞を含めて心を弾ませてくれるイメージがあり、あじっこさんしか出せない歌声はリンドウのように宝石がキラキラしている雰囲気は本当に楽しいです。ダンスも原作に登場する猫のようにとてもキュートです。

 

そして、この日最後のパフォーマンスは「Theather Starless」の古株らしい圧巻のパフォーマンスで締めくくりました。

 

今年1月にリリースされた『BLACKSTAR lll』に収録されている「Burning Breath」はアニメのオープニング曲のように堂々としたTeam Wらしいカッコいい楽曲です。

竜殺しの英雄、ジークフリートを描いたリヒャルト・ワーグナー作のオペラ作品『ニーベルングの指環』をベースにしている影響なのか、転調してコーラスで半音あがったりとなかなか面白いドラマティックな楽曲になっています。

太郎さんの歌唱ももちろん、BLACK DANCERSのキレッキレなダンスは灼熱の炎のように見る人を奮い立たせてくれました。

 

その熱気のまま、再びBLACK DANCERS総出で披露されたのは『ブラスタ』の代名詞と言える「BLACKSTAR」。

銃声とともに太郎さんの「No wish on a star(星に願わない)」のフレーズで始まった楽曲はゲームのテーマ曲であり、ストーリー本編の重要なシーンに登場します。

従来の女性向けゲームと思えない"ワルメン"な雰囲気&媚びない歌詞とダンサンブルなビートが耳に残る音楽に魅了され、『ブラスタ』の世界に踏み込んだ人が多いでしょうか。

ライブならではのチーム関係なく、皆が一体してパフォーマンスする姿は圧倒します。

間奏では4階まで集まったファンがリズムに合わせて手拍子する瞬間は、思わず声にだしてしまいましたね。

個人的に気になったのは、BLACK DANCERSの一人である理土(りど)さんが、

途中ブーツの紐が取れてしまい結び直そうと試すもタイミングがなかったか、最後まで靴紐が取れたままやりきる姿は、流石だプロ…と感動しました。

結構激しい動きをしていたので、途中ケガしないかヒヤヒヤしてましたので安心しました(;^_^A

 

…といった感じに、30分×2セットの1日目は終わりました。

いや~正直、お金払ってでもいいほど豪華なラインナップでしたし、これを機にゲームを知って始める人が増えるといいな。

 

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ステージ横にあった各チームリーダーのパネル


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3階からステージの後ろをたろうさ(太郎さんのオリキャラ)と観覧。

 

もし、この記事でも気になった方は来年1月7日・8日に『ブラライ』第3弾が開催されますので、ぜひ現地・配信にてチェックしてみてください!

詳細等は、公式サイトにてご確認を。

 

それでは、次のオタトーークにて!!